2016年12月31日

*読書日記『X-01』あさのあつこ

多分、初のあさのあつこ作品。
バッテリーは冒頭部でドロップアウトしちゃってる上に
基本私は学校モノとか学園モノが好きでないので手が出なかったんですね。

X-01、エックスゼロワンと読みます。
近未来の日本に暮らす由宇と、全く別世界のラタという軍人の話が交互に紡がれます。

決して特別でない日常を過ごす由宇。
ある日、お父さんがX-01という単語を残して亡くなります。
お母さんはそれについて何か知っていそうですが、突然襲撃してきた
武器を持った人たちに抵抗して由宇を逃します。
ラタの住む世界が由宇の世界にどう絡んでいくのかが気になるところで
話が終わります。

ラタの世界に出てくるキャラクター達が若干流血女神伝を思い起こさせるのが
私としては非常に好みです。
軍師とかブレーンにあたる人々というのは女神伝のロイやX-01の
リャクランのような性格の方が描写しやすいでしょうか。

続きが気になるところで、巻末に紹介されているディストピアものっぽい
No6という小説にも目がいきます。
あさのあつこのファンタジー、もしかして自分の好みなのではと思わせるの
商売うまいなあと思います。
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2016年12月30日

*読書日記『森の石と空飛ぶ船』岡田淳

桜若葉小学校シリーズの最終巻かな。
ここ数年岡田淳先生がよく舞台にしているんですが、
カメレオンのレオンも出てきます。

さて、これだと話が全く伝わらないですね。
話し方がちょっと特徴的なシュンが白いネコを助けること
から話は始まります。
なんやかんやあって、桜若葉小学校と密接にリンクしている
異世界のサクラワカバ島に行くことになります。

そのサクラワカバ島にはネコと人に変身できるエリや
何にでも変身できるカメレオンがいます。
そんな世界でのほほんと過ごせればいいのですが、そうは問屋が卸しません。

ある日「森の石」と呼ばれるものを求めるロボット軍団がサクラワカバ島に
やってきます。
でもその森の石を奪われてしまうと豊かな森や大地が弱ってしまうというのです。
そこで森の石を守るためにシュンやエリが立ち上がります。

と、ここでガッツリ戦わないのが岡田淳流。
ロボット軍団が空気銃を使ってくるのでバリアーは張りますが積極的に攻撃しません。
それでも森の石の力をちょっと借りて帆船を空に浮かばせたりします。
この試行錯誤が結構楽しい。

ロボットたちと対話を試みる辺りや最後の森の石の扱いが選ばなかった冒険を彷彿とさせます。
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2016年12月29日

*読書日記『学校が教えないほんとうの政治の話』斎藤美奈子

せっかくの年末年始のお休みなので、1日のうちに何がしかのことを
しようと思い立ちました。
とりあえず出来そうなのが読書と裁縫。
最近サボり気味だった読書日記でも書こうかと思います。
三が日まで毎日何かしらの記事をアップしたいなあと思います。

まず最初は斎藤美奈子の『学校が教えないほんとうの政治の話』
「ひいきのチーム」を作って、投票に行こうぜ?という話です。

斎藤美奈子曰く、政治的中立というものは存在しないそうです。
政治的ポジションは二つしかない。
「体制派」か「反体制派」のどちらかです。
どっちでもないと仰るあなたは自動的の消極支持とみなされて
「体制派」に分類されます。

そんな話から始まるこの本では、自分の政治的ポジションを自覚して
ひいきのチーム(党派)を見つけて投票に行こうと訴えています。

ひいきのチームを見つけるために、「資本家と労働者」「国家と個人」と
いった幾つかの枠組みが紹介されています。
この中で面白いと思ったのが「体制派と反体制派」という視点で見る日本の
江戸時代から平成までの歴史。
「どんなに不断の努力をしていても、一つの体制が永遠に続くことはありえません。
歴史とは、反体制派が体制派にとってかわることのくりかえしである、」という
意味で、体制の大きな変化と言ったら明治維新です。(p.28)

今まで倒幕を唱えていた人々が、体制派になった瞬間から反体制派を弾圧して
いかなければいけない。
理想を語るのと実際に行なうのは違うよね、仕方ないってならないのは
きっと私は反体制派だからでしょう。
分かるけど、やっちゃあかん。

そんな感じで、斎藤美奈子は各章で選択肢AかBかを提示します。
二つに一つを選ぶうちに、自分の政治的ポジションが分かるという便利な本です。

そういえば、昔読んだ斎藤美奈子の本で最高裁裁判官の選挙についても同様のことを
書いてましたね。
あの時は投票は馬券を買うようなものだと言ってた気がします。
買ってみないと競馬のワクワクはわからない。
夫婦別姓や一票の格差について同じような考えの人だけを選ぼうみたいな。
それを読んで以来私は裁判官選挙が楽しみになったんでした。
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2016年12月25日

ついにぬいぐるみを作った

なんだか最近はこの日記もめっきり裁縫日記になってますね。
本も読んでますし、まあいいや。

さて、この三連休はぬいぐるみを作ってました。
一体目と二体目は手違いで同じ生地を使うことになったので双子です。
一体目がドン、二体目がレミです。
三体目が今日作った子で名前はまだありません。

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今の型紙は20cmくらいの大きさなので、次回はもうちょっと大きなサイズで作るつもりです。
ゆくゆくはモフモフのボア生地(もう確保はしてある)で抱きしめられる大きさにします。
作る度にちょっとずつ上達してる感じはあるんですが、まだ本番にいく気にはなれないので
しばらく練習かなと思ったり。
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2016年12月22日

100均で買ったウッドボタンが最悪だった件

100円ショップでsynapse japan(シナップスジャパン)というメーカーのボタンを買った。
ハンドメイドウッドボタンという商品です。
そのボタン、粗悪品でした。
何が酷いかと言うと、台紙に固定されたボタンに糊が引っ付いて取れないということ。
台紙とボタンが両面テープでくっついているんですが、その糊がボタンに残っちゃうんですね。

すぐ使うつもりでいたので、とても困ってメーカーに電話しました。
すると、まずは消しゴムで取れるか試してくださいと、それでもダメなら購入店で
交換してもらってくださいと言われました。
同様なクレームが出ているので交換に応じてもらえるはずですとも言われました。

消しゴム、ゴシゴシしてみましたが、糊に黒い跡が残るだけでした。
ダメ元で消毒用エタノールでも試してみましたがやっぱり取れない。
デザインが可愛いと思っていたので残念です。

今後返品をするつもりですが、だれかの役に立てばと思ってここに記録しておきます。
100円ショップのsynapse japan商品には気をつけろよー。
posted by はぴたん at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする