2024年11月03日

配慮されている子供を見ると心がざわつくのは仕方ないことなのかな

先日の夜に「おかあさんといっしょ」の特集番組を見るとはなしに流していて、ちょうど子供たちがスタジオで撮影する時の流れとか、スタッフの工夫とかの話になっていた。

子供に話しかけるときに視線の高さを合わせる、子供の意志を尊重する、無理強いしない、最後まで話しかける、子供がギャーと言っても怒らない。
「ああ、配慮された子供っていいな。私はそんなこと許されなかったもんな」としんみり悲しくなってしまった。
私は子供らしい子供時代を失ったのではなく、「そもそも得られなかった」「与えられなかった」「奪われていた」のだと思った。
そんなことをしたらどうなるか、親が不機嫌になり自分の望みなんて叶うわけがなかった。

頭の中でね、「私もああいう扱いをされたかった」と怒りが出てくるんです。
もちろん、今私はやろうと思えばできます。
「子供のようにスーパーで地団太を踏む」「金切り声でギャーと叫ぶ」「これを買ってくれと泣く」
でもたぶんやらない。通報されるのが怖いし、そもそもそういうことをしなくても、私はほしいものを買うことができるから。
表面上はそう思っていても、過去の私はそうは思っていないわけです。

得られなかったものに対する悲しみってつらいな。
グリーフケアの重要性がわかりますね。
posted by はぴたん at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

*読書日記 双極症と診断された時に読む本

*読書日記
書籍名:双極症と診断された時に読む本
著者:加藤忠史
出版社:大和出版

突然ですが、読書日記を再開しようと思います。
とても久しぶりなので、過去に書いてたテンプレートを引っ張り出してみたところ、残っていたので、それをそのまま使います。
なぜか賛成できる部分と賛成しかねる部分もテンプレートに含まれており、「さては過去に頑張って書いてたな」と思いました。

まずは「双極症と診断された時に読む本」にします。
うつ以外の障害について色々と本を読もうと夏頃思い立ち、全然分からない筆頭だなと思ったので双極症についてをチョイス。
この本を選んだ理由は、本屋で売ってたから、だけではなく、最新の情報を書いているような気がしたからです。
夏頃買って読んだのですが、初版2024年2月でした。最新万歳。
双極性障害というのが一般的らしいですが、今は双極症と呼ぶらしいです。(DSM-5-TR)

何を書くんだっけ、気になった部分の紹介だったかな(書き方覚えてない)
内容は双極症と診断された時に確認するべきポイント、過去の自分のエピソード(躁状態とうつ状態のそれぞれの時)を振り返る、治療法の紹介、周囲の方への参考資料のような流れです。
個人的には、2型と呼ばれるタイプの双極症は、躁状態の時の半分程度の期間をうつ状態に苦しむ方が多いという部分に驚きました。
躁状態の時は多幸感があったりすることもある期間ということで、躁状態の期間を知っているだけにうつの状態が長いのは相当きついだろうなと思いました。

治療については、薬物療法を補完する形で色々な治療法があるということも書いてあり、勉強になりました。
生活リズムが本当に大事だと強調されていて、睡眠時間ひとつとっても出来る限り寝る時間を安定させることが睡眠の安定につながるのだそうです。
対人関係-社会リズム療法というのを初めて知りました。
双極症当事者で精神科医のエレン・フランクが提唱した治療法のようです。
対人関係と社会リズム(生活のリズム)を重視するというところまでしかこの本では分かりませんでしたが、この治療法についてはまた別の本を読んだので、今度書きます。

良いと思った部分:
患者さんのご家族、周囲の方が参照できる巻末ページがあったのが親切だなと思いました。
私は双極症と診断されたことがないのでこういうページがあると、いざという時にどのように対応するのかが分かって良いですね。

賛成しかねる部分:(反論できるほど知識がないのもあり)今のところ特になし。むしろ安くて薄くて手に取りやすいのが有り難いです。

久しぶりの読書日記だし、これくらいかなー、また書きます。
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2024年10月31日

問題解決研究とパステルの話

今日の出来事の感想をまとめようと思うのでつらつらと書きます。
心理学の考え方で問題解決とは二つの要素で成り立っていて、「問題の理解」と「解決法の探索」で構成されているそうです。
で、「問題の理解」は「解決法の探索」に必ず先行する。

問題をよく眺めてから、解決法を探す。

この話を聞いて、自分の趣味のパステルのことを考えました。
私はたまにパステル画を描くのですが、途中で次のステップに進む前に「作戦を立てる」時間をとることがあります。
「青を塗った後にピンクを塗りたい、では次にどういう感じで塗るか」みたいなことを考えるのですが、この時に今描いているパステルをよく見るんですね。
少し離れてみてみたり、角度を変えてみたり、とにかくしばらく眺める。
その結果、「よしこうしてみよう」と作戦の方向性が見えてくるので、それを実践するわけですが、これって問題解決の流れそのままですよね。

なんか、問題解決の話を聞いて「あー、これパステルの話じゃん!」と思ってすごく嬉しくなりました。
「私も問題解決できる、っていうかパステルに関してはできてるじゃん」みたいな。

私の現状としては、人と話すときに問題解決的話し方をしているとは言えないわけなのですが、でも意識することでそれは出来そうだよねとも思いました。
アサーティブな表現を使わない権利があるように、問題解決的な立場をとらない権利も有りそうなので、その辺は使い分けていいんだろうなとも感じました。
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2024年10月28日

たった一つの冴えたやせ方(ソン=ナモノ=ハナイ作)

先日健康診断を受けてきまして、去年より体重が6kg近く増えていて驚愕しました。

医者から「痩せろ」と言われたのもあり、先週から頑張って食事記録をつけてます。
土日野菜メインでカロリー控えめにしたところ、数百グラム体重が減ったので記録の力を感じました。
同時に」たった一つの冴えたやせ方は無いよねー」とも思いました。

体重をここに記載するのも手段としてはありなのですが、さすがにちょっと恥ずかしいので控えます。
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2024年10月27日

科捜研と地下鉄サリン事件の番組

昨日かな、NHKで科捜研と地下鉄サリン事件の番組をやっていて、今日録画をみました。

わたくし、地下鉄サリン事件の被害者ではないのに、地下鉄サリン事件の話に尋常じゃなく恐怖感を抱いているのです。
だから、リアルタイムで見ると怖くて眠れなくなるかもと思い、いったん録画、気合いを入れて準備を整えてから見ました。
そして「なんかこのエピソード知ってる」と思って見ていました。

番組終了直前に思い出したのですが、知ってるわけですよ、だって「私はこの人(服藤恵三さん)が書いた本読んでるもの」。
読書日記には記録がないけど、図書館で2021年に借りた履歴が残ってました。
なんでこの本読書日記に書いてないのかかなり不思議だったのですが、怖くして生々しくて書けなかったんだろうなと推測。
で、せっかくなので再読しようと思いつき、Kindleにあるのですぐ購入しました。
最近本読み切ったばかりだから、いいことにしよう。

なんか、図書館で借りても良かったのですが、番組放送直後だったからかすでに予約をしている方が7名いらしたので「よし買っちゃえ」と。
今度は読み終わったら感想書きます。
posted by はぴたん at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする