2018年08月23日

*読書日記『朝鮮大学校物語』ヤンヨンヒ

タイトルの通り、朝鮮大学校を舞台にした小説『朝鮮大学校物語』です。
日本の中の北朝鮮と呼ばれているらしく、今までほとんど創作の題材にならなかったそうです。
作者はヤンヨンヒさん、「かぞくのくに」という映画で有名な映画監督です。

主人公はパクミヒョンという演劇好きな女の子。
大阪の朝鮮高校を卒業して、武蔵野にある朝鮮大学校に入学するところから話が始まります。
分単位で決められているスケジュール。
革命、忠誠、祖国、色々なキーワードが主人公をがんじがらめにしようとしていきます。
が、そんな中ある青年と出会います。
ここから始まるラブストーリーがまたヒリヒリしてしんどい。
国籍とか、マイノリティであることを「気にしないよ」って態度はひどく傲慢な態度なんだと
思い知らされました。


おそらく実体験がベースになっていると思われるので、どこからどこまでが創作なのか
はっきりしないのが面白いです。

とにかくページを繰る手が止まらない。そんな青春文学でした。
posted by はぴたん at 19:00
"*読書日記『朝鮮大学校物語』ヤンヨンヒ"へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: