2017年11月19日

*読書日記『かえたい二人』令丈ヒロ子

「ふつう」になりたい子が「ふつうなんてないんだ」って気づくまでのお話。
私は大きくなるまで「ふつうなんてないんだ」なんて境地に立てなかったので
この話の主人公はちょっと羨ましいです。

ヘンジンコと小学校で呼ばれいじめに遭ってた話とかは飛ばしながら読みました。
そんな主人公穂木ちゃんが転校した先の学校でなんとか「ふつうのこ」デビューをしよう
と目論み、なんと成功してしまいます。
クラスのキラキラグループに入れたのです。

ところがどっこいヘンジンコと呼ばれるだけあって変わっている穂木のお父さんも
変人の作家でした。
そんなお父さんが作るお弁当は怪物やsfネタをたっぷり仕込んだ変人弁当です。
キラキラグループの中でそんな弁当食べられないようと思っていたところ
陽菜という個性的なメイクをする子(化粧に似合わない超可愛い弁当を持たされている)と
お弁当を交換することになります。

途中まではそれでうまくいくのですが、まあ色々あって陽菜が穂木の弁当泥棒だと
勘違いされてしまいます。
そこでぶっちーんとキレてしまった穂木が演説をしてしまい、「ふつう」の化けの皮がはがれます。
でもその後自分らしく学校生活を営めている様子の方が楽しそうなので、「ふつうになろう」作戦は
失敗してよかったのかもしれません。
一瞬だけでもキラキラ世界を味わうことができたのだし。
posted by はぴたん at 15:14| Comment(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください