2017年03月05日

*読書日記『ジョージと秘密のメリッサ』アレックス・ジーノ

男の子として生まれたけれど、心は女の子という
いわゆるトランスジェンダーを描いた児童書です。

作品は主人公のジョージが「シャーロットの贈り物」
という劇の女の子役を演じることができるかという重要な
イベントを中心に話が進みます。

女の子役を演じるということで、どうやって話を(周囲を)
納得させるかということが焦点になると思ったのですが
そこらへんは周囲に理解を求める(環境調整)ではなく
ちょっと無理やり出演するという流れになりました。

私が気になったのはその環境調整のくだりだったので
少し残念でした。

もちろん、作品としては納得がいきます。
というのもジョージがその役を演じたい最大の理由は一つだからです。
母親に自分は女の子であるということを理解してもらうこと。
そしてそれは達成されます。

教師や同級生に理解してもらうというのは、重視していなかったから、
その辺りの描写は次に置いたということなのだと思います。
ジョージの母親曰く「一歩ずつ、進んでいきましょう」ということなんでしょうね。

シャーロットの贈り物という話は実在していて、邦訳もあるみたいなので
読んでみたいと思います。
posted by はぴたん at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック