2016年12月29日

*読書日記『学校が教えないほんとうの政治の話』斎藤美奈子

せっかくの年末年始のお休みなので、1日のうちに何がしかのことを
しようと思い立ちました。
とりあえず出来そうなのが読書と裁縫。
最近サボり気味だった読書日記でも書こうかと思います。
三が日まで毎日何かしらの記事をアップしたいなあと思います。

まず最初は斎藤美奈子の『学校が教えないほんとうの政治の話』
「ひいきのチーム」を作って、投票に行こうぜ?という話です。

斎藤美奈子曰く、政治的中立というものは存在しないそうです。
政治的ポジションは二つしかない。
「体制派」か「反体制派」のどちらかです。
どっちでもないと仰るあなたは自動的の消極支持とみなされて
「体制派」に分類されます。

そんな話から始まるこの本では、自分の政治的ポジションを自覚して
ひいきのチーム(党派)を見つけて投票に行こうと訴えています。

ひいきのチームを見つけるために、「資本家と労働者」「国家と個人」と
いった幾つかの枠組みが紹介されています。
この中で面白いと思ったのが「体制派と反体制派」という視点で見る日本の
江戸時代から平成までの歴史。
「どんなに不断の努力をしていても、一つの体制が永遠に続くことはありえません。
歴史とは、反体制派が体制派にとってかわることのくりかえしである、」という
意味で、体制の大きな変化と言ったら明治維新です。(p.28)

今まで倒幕を唱えていた人々が、体制派になった瞬間から反体制派を弾圧して
いかなければいけない。
理想を語るのと実際に行なうのは違うよね、仕方ないってならないのは
きっと私は反体制派だからでしょう。
分かるけど、やっちゃあかん。

そんな感じで、斎藤美奈子は各章で選択肢AかBかを提示します。
二つに一つを選ぶうちに、自分の政治的ポジションが分かるという便利な本です。

そういえば、昔読んだ斎藤美奈子の本で最高裁裁判官の選挙についても同様のことを
書いてましたね。
あの時は投票は馬券を買うようなものだと言ってた気がします。
買ってみないと競馬のワクワクはわからない。
夫婦別姓や一票の格差について同じような考えの人だけを選ぼうみたいな。
それを読んで以来私は裁判官選挙が楽しみになったんでした。
posted by はぴたん at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする