2016年04月25日

[雑感]ただもうひたすらに格好いいマシン



なんだろうこの格好いい機械は。
普段動画もあまり音を出さずに見てるけど、これは聴いてしまった。
フォルムもいいし、楽曲もいい。
Wintergatan のmarble machine という曲らしい。
夕方から気分の落ち込みがひどかったけれどちょっと立ち直ってきた。
ありがとう。
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2016年04月23日

*読書日記『書籍名:セラピストのためのエクスポージャー療法ガイドブック その実践とCBT、DBT、ACTへの統合』ティモシー・A・サイズモア

書籍名:セラピストのためのエクスポージャー療法ガイドブック 
その実践とCBT、DBT、ACTへの統合
著者:ティモシー・A・サイズモア
出版社:創元社

DBTについて知りたくて借りた本2冊目です。
セラピーを受ける側が「セラピストのための」本を読んで良いものか
怪しいですが、面白そうだったので良いことにしました。
なにより図書館でDBTについて記述がありそうなのが少ないので仕方あるまい。

さて、この本はエクスポージャー法について基礎的な理論から、実際に
セラピーとして実施するためのアイデア集まで幅広く網羅しています。
私が読む主な目的は弁証法的行動療法(DBT)について深く知るためだった
のですが、エクスポージャー法が不安に対してどのように機能するか等も
記載されていて、読んでいて本当に勉強になりました。

で、問題のDBTについて。前回紹介した『パートナー間のこじれた関係を修復する
11のステップ』
は 理論的な説明というのはあまりなくて、実際に練習する内容や事例等が
主でした。

こちらの『セラピストのためのエクスポージャー療法ガイドブック』では
創始者のリネハンが西洋の心理学から東洋思想に着目したというきっかけ
から、治療戦略や身につけるべきスキルなどの解説までを解説しています。

身につけるべきスキルというのはコアマインドフルネススキル、対人関係スキル、
感情調節スキル、苦悩耐性スキルの4つあるのですが、この中で
一番大事なのはコアマインドフルネススキルだということです。
コアマインドフルネススキルにも下位スキルがありますが(把握スキル、
対処スキル)このあたりの解説は省略します。

私が最も面白いと思ったのはコアマインドフルネススキルの考え方です。
リネハンによると人は3種類の「心(mind)」のうちの1つの状態にあって、
3つのうちの「理性的な心(reasonable mind)」は、合理的、計画的に考え
られる冷静な状況と「感情的な心(emotion mind)」にある人は感情が
その人の行動を支配している状態のことをいうそうです。

そして弁証法に従って、理性的な心と感情的な心のバランスがとれた状態のことを
「賢明な心(wise mind)」と呼びます。
コアマインドフルネススキルを訓練することで、出来る限り「賢明な心」
の状態で判断したり行動することが望ましいという考え方です。(p.125)

「理性的な心」も「感情的な心」も重要で、2つがぶつかって新しい考え
方になるというのはなるほどそうだなと思いました。
「パートナー間のこじれた」で何度も何度も「判断を下さずに説明する」
ことを強調していたのはこういうことだったのかと思いました。
判断を下さずに説明するというのは「今」「ここ」に注意を向けて
(例えば今食べている物)、それを変えようとせずにただ受容すること
です。

読書日記を書いていて思うのですが、本の内容をちゃんと説明しようと
ある程度俯瞰した状態で本の内容を把握しないといけないんですね。
それは本の内容全てである必要はないけれど、今回で言うと6章「弁証法
的行動療法とエクスポージャー療法」の中のどこに何が書いてあって、
その中でどの内容をピックアップするかを選ぶ。
つまり、選ぶ過程で自分の中で重要だと感じた部分(感情的な心)と
日記で説明出来る部分(理性的な心)の両方が必要になってくるという
わけです。
分からないところは飛ばしつつ、分かるところだけ引用しながら自分の
文章を書く、これが受容するということになるかと思います。

この受容っていうのが難しいです。
前回の『パートナー間のこじれた関係』でも
書いたんですが、どうしても「べき思考」が出てくる。
ここで「べき思考が出てるな~」と冷静にとらえられるといいんですが、
感情が高ぶっているときは「べき思考をどうにかしなきゃいけない」と
考えがちです。(判断を下している)

ええと、話がとっ散らかってしまいました。
この本ではそういうコアマインドスキルやそのスキルを使いつつ、不安
や認知の癖に暴露する方法などについて詳しく書かれています。
表題の「実践とDBTへの統合」ってことですね。
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2016年04月16日

*読書日記『パートナー間のこじれた関係を修復する11のステップ  DBT(弁証法的行動療法)で身につける感情コントロール・対人間関係スキル』

書籍名:パートナー間のこじれた関係を修復する11のステップ 
    DBT(弁証法的行動療法)で身につける感情コントロール・対人間関係スキル
著者:アラン・E・フォレンゼティ
出版社:株式会社明石書店

タイトルだけ読むと私がパートナーとの関係に悩んでるみたいな誤解を
受けそうですが、そうではありません。
DBT(弁証法的行動療法)について知りたくて手に入ったのがこの本
くらいだったんです。
タイトルのインパクトが大きくて、デイとか電車の中で読みにくいですが
勉強になりました。

11のステップとありますが、本書の中で挙げられている実践課題は
もっとたくさんあって図書館で2週間借りただけでは全て実行するのは
難しそうです。

さて、この本では感情が高ぶっても、その感情に流されないで賢明な判断
ができるように練習することを勧めています。
曰く「練習、練習、練習あるのみ!」です。

練習課題の一つでは「判断を下さずに、自分の経験にただ注意を向ける
ことを練習しましょう。(中略)楽しく感じられるならば、身体のどの
部分で違った感覚があるか、幸福感が身体や顔、筋肉にどのように
現れるかに注目してください。自分の経験を変えようとはしないとは
しないでください。ただ経験に注目し、説明し、ありのままに体験して
ください」(p.57)という指示が出されます。

この場合の判断というのは「この感情はいい感情だ」とか「こうある
べきだ」とかそういう感じのことです。

ただありのままの感情を観察して、説明できるようにすることが大事
みたいです。(マインドフルネス)
以降は基本的にマインドフルネスの重要性の説明と練習が11章書かれて
います。

正直に言って、難しいです。
練習課題の一部をやってみたんですが、つい判断を下してしまいます。
そして、その実践できない自分に対しても判断(出来ないなんて駄目だ)
してしまう自分がいます。
そういう場合も「自分の経験を自分自身に説明し、次に忍耐と受容を
示すことで自己承認できるかもしれません」とあります。(p.231)

面白いことに自分自身に説明して、共感するスキルを身につけることに
よって「自己否定によって否定的な感情が高まり(通常は恥辱感)、
それが思考や問題解決を妨害し、パートナーからの否定的な
(あるいはあいまいな)きっかけに反応しやすくなる」という悪循環を
断ち切ることが出来るそうです。(p.232)

言われてみれば、そうですよね。
パートナーシップだけのことではなくて、他の対人関係でも自分の状況
を冷静にただ説明するだけで解決することってよくあると思います。
ただそれまでの人間関係によっては何かについて言及するだけで本当は
責めてなんかいないのに「責めている」と解釈されてしまう状況も
発生してしまいます。

ありがたいことに、そんなこじれた状況でもマインドフルネスになれる
ように、本書内ではその練習方法も書いてあります。
自分自身の態度(顔の表情や姿勢)がどんな感情を示しているか注意を
向けてみるとか、普段の会話を始める前に否定的な高ぶりをさえぎり、
本来感じている感情を経験し、見極め、表すためのスキルを練習しましょうなどなど。(p.140)

こんな感じで膨大な練習を繰り返すことでだんだんとパートナーとの関係
が変わっていきますよ、変わらなくても有用なスキルを身につけることで
多少生きやすくなりますよというガイドブックとしてはお勧めだと思います。
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2016年04月08日

*読書日記『クローディアの秘密・ほんとうはひとつの話』E.L. カニグズバーグ

書籍名:クローディアの秘密・ほんとうはひとつの話
著者:E.L. カニグズバーグ
出版社:岩波書店

12歳の女の子がニューヨークのメトロポリタン美術館に家出する話。
世界で一番家出したくなる小説の一つです。

家での扱われ方に腹を立てたクローディアが計画を立てて弟と一緒にメトロポリタン美術館に
逃げ込みます。
そこではお昼はクラッカーくらいしか食べられませんが
(家出中はお金がかかることができないのです)豪奢な垂れ幕の付いたベッドで寝ることが出来ます。

そうこうしている間にクローディアはある天使の像がミケランジェロの作品ではないかという
発見をします。
そしてその天使像の元持ち主に会いに行き、その作品がミケランジェロの作品であるという
証拠を(そのことはメトロポリタン美術館がまだ証明できていないのにですよ)手に入れる
というお話。

開館前の美術館内で息を潜めて警備員をやり過ごす場面が特に好きです。

最近は本を読んでない上に、読んでもなんだか日記を書くのがなかなか難しいです。
posted by はぴたん at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする